ブリュッセル「朧月堂」こけら落とし公演のお知らせ
ブリュッセル「朧月堂」のこけら落とし公演のプログラムにぜひご参加ください。
ブリュッセル「朧月堂」とは?
欧州本部を置くブリュッセルは、国際高速列車タリスで、北は、オランダ、ドイツ、南は、フランスへと結ばれています。言語は、その文化圏を表します。
ブリュッセルは、フランス語、オランダ語、英語などさまざまな言語が行き交う都市であり、東西に加え、南北の文化圏にもアプローチできるという「地の利」があります。
実際に、パリの講座では、参加者の言語は、フランス語だけですが、ブリュッセルでは、フランス語だけでなく、オランダ語や英語の方が参加しています。
欧州の文化の十字路というこの「地の利」を活かし、2023年からブリュッセル「朧月堂」での鼓の実践講座とワークショップを年2回再会します。
◯2024年にブリュッセル「朧月堂」が完成します。
このブリュッセル「朧月堂」は、現在整備中ですが、2024年に完成します。その「こけら落とし公演」を2024年8月31日(土)にブリュッセルで行うことになりました。
◯15回のお稽古で鼓の演奏を発表できるようになります。
2023年秋から2024年6月までの間に15回(1回60分・2500円/1回)のお稽古に参加することで、初めての方でも鼓の演奏ができるようになります。
課題曲は「羽衣クセ」です。
この機会に、一般には敷居が高いと思われている能の鼓のお稽古という日本の伝統文化の実践に取り組むことで、記念すべきこけら落としのプログラムに参加できます。そして、その活動が、日欧文化交流の発展につながります。
◯能をとおした国際文化交流の取り組みへのメセナご支援のお願い
日本と欧州とは、長い歴史の中で経済的に強い繋がりを持っていますが、その共通の基盤となるのが文化交流です。
百万石能の会の活動は、今は、日本とベルギー、フランスとの文化交流が主体ですが、2025年以降には、我が国の武家社会からの歴史ともかかわりを有するオランダのアムステルダム、ロッテルダム、ドイツのケルン、デュッセルドルフなど歴史都市のアーチストたちとの連携を図り、加賀百万石が育んだ能文化のワークショップを開催するなど、ブリュッセル「朧月堂」を舞台に活動の幅と連携の輪を広げていきたいと考えています。
百万石能の会は、能という日本を代表する伝統文化を欧州の地で実践する文化活動を通して、日本への正しい理解を深めてまいります。
この日欧文化交流活動への継続的なメセナご支援をお願いいたします。
こけら落とし公演
日時
ところ
ブリュッセル「朧月堂」
主催
百万石能の会
募集
プログラム
公演テーマは、日本を代表する古典文学作品「源氏物語」です。紫式部とゆかりのある能の曲を選び演じます。終了後に祝宴があります。
エントリー項目 独吟・連吟・仕舞・朗読・独調・連調
旅行日程
8月29日(木) 東京または大阪発
8月30日(金) ブリュッセル着(現地集合)
8月31日(土) ブリュッセル「朧月堂」こけら落とし公演(現地解散)
9月01日(日) Aコース ブリュッセル Bコース パリに移動
9月02日(月) ブリュッセル パリ自由行動
9月03日(火) ブリュッセル発 パラリンピック乗馬競技応援
9月04日(水) 東京または大阪着 パリ発
9月05日(木) 東京または大阪着
※利用航空会社(予定):フィンランド航空
※ブリュッセル滞在先(予定):ibis Brussels Centre Châtelain
※Aコースは日程の短縮ができます。
※Bコースのベルサイユで開催されるパラリンピック乗馬競技応援は、チケットが確保できない場合は中止となります。
※旅行費用(航空機、ホテル、タクシー)のほか、発表会会費、祝宴会費などの諸費用が必要となります。これらの詳細は、9月にお知らせします。